アジアにおける指数連動型ユニバーサル生命保険(index universal life、IUL)および指数連動型定額年金(fixed indexed annuity、FIA)商品の開発に関するミリマンの最近の報告に続き、本稿では、保険会社向けの運用およびヘッジの検討事項に焦点を当てています。アジア市場で指数連動型商品の進化が継続する中で、複数の重要な課題が出てきています。保険会社では株式ヘッジの経験が限られており、どのリスクを社内で保持すべきかを検討しつつ、各ヘッジ手法に伴うカウンターパーティリスクの評価も行っています。保険会社内でも、最適なリスクおよび利益の保持水準について議論を続けています。本稿では、以下について解説します。
- 付与方式:月次上限額(クリケット)、トリガー構造、レインボー戦略、ハイウォーターマーク
- 基準指数の選択:ベンチマーク指数とコントロール指数
- ヘッジフレームワーク:静的ヘッジ、動的ヘッジ、ハイブリッドヘッジ
- 静的および動的ヘッジにおけるリスクレポートの役割と、その重要性