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ヘルスケア

ニュースレター

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塩野義製薬様との論文が公開されました(2024年8月28日)

このたび、東京大学の清水先生、東北大学の宮下先生、埼玉医科大学の佐伯先生、塩野義製薬株式会社様と共に、ミリマンの岩崎が東京大学の研究員として、新しく査読付学術誌に論文を発表しましたので、ご参考までにお知らせします。

NDB(ナショナル・データベース)は、厚労省が有する、日本全体の健康保険の診療報酬明細書(レセプト)および特定健診のデータを集積したデータベースです。

Yoshida M, Miyashita M, Saeki T, Hiroi S, Morioka Y, Iwasaki K, Shimizu E. Opioid prescription status around surgery, bone metastasis, or death events among patients with breast cancer in Japan: an analysis of the Japanese public health insurance comprehensive claims database (the National Database). Jpn J Clin Oncol. 2024 Aug 28:hyae120. doi: 10.1093/jjco/hyae120.

-概要-
日本女性に最も多い癌である乳癌は、比較的予後が良く、疼痛管理が長期にわたり必要になると考えられ、疼痛管理にはオピオイドが最もよく用いられます。 本研究では、NDBを用い、乳癌患者に対するオピオイドの処方について、日本全体での状況を示すとともに、病院の規模や種類、地域などによる違いを検討しました。

原文は以下のウェブサイトからダウンロードできます。

https://academic.oup.com/jjco/advance-article/doi/10.1093/jjco/hyae120/7743189?utm_source=advanceaccess&utm_campaign=jjco&utm_medium=email

その他、ご意見、ご質問などございましたら、下記のアドレスまでご連絡ください。

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気候変動とインフレに関する因果モデル(2024年8月20日)

弊社のロンドンオフィスが、“Inflation as a major climate-related risk”という論文を発表しましたので、概要を紹介します。

気候変動の本質は、これまで人間は地球の資源を、タダで使ってきたことにあります。持続可能な未来のためには、タダで使うことをやめる必要があり、それはインフレを引き起こします。

しかしながら、気候変動がどのようにインフレにつながるかは複雑であり、ミリマンはその因果モデルの枠組みをようやく作ったところです。当論文にはその枠組みが図1として掲載されています。

因果モデルは、従来のfrequency-severity modelに比べて、過去のデータが無くても可能であること、因果の仕組みがよくわかること、いろいろな政策のシミュレーションができること、などの利点があります。

次のステップは、この因果モデルの枠組中の各推移確率の推定になります。その後で、バリデーションを行います。

当論文はInsurance ERMというジャーナルに掲載されています。詳細は下のウェブサイトのリンクをご確認ください(閲覧するのに登録が必要です)。

https://www.insuranceerm.com/analysis/inflation-as-a-major-climate-related-risk.html


ノバルティスファーマ様との論文が公開されました(2024年4月8日)

このたび、兵庫医科大学の五味先生、大阪大学の川崎先生、名古屋市立大学の小椋先生、ノバルティスファーマ様と新しく査読付学術誌に眼科領域の治療実態の論文を発表しましたので、ご参考までにお知らせいたします。

Fumi Gomi, Ryo Kawasaki, Yuichiro Ogura, Kosuke Iwasaki, Tomomi Takeshima, Masafumi Yamabe, Kota Imai. Patterns of anti-vascular endothelial growth factor treatment for chorioretinal vascular diseases: Analysis of a nationwide claims database in Japan. Annals of Clinical Epidemiology 2024;6(2):42?50 https://www.jstage.jst.go.jp/article/ace/6/2/6_24007/_html/-char/ja

-概要-
滲出型加齢黄斑変性症、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症などの網脈絡膜血管疾患に対する治療として、抗VEGF療法が第一選択とされていますが、わが国においてその治療パターンについてはほとんど調査されていません、本研究では、これらの疾患に対する抗VEGF薬の投与間隔や治療継続率などの暦年による推移をメディカル・データ・ビジョン社のレセプトデータベースを用いて検討しました。

その他、ご意見、ご質問などございましたら、下記のアドレスまでご連絡ください。

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ミリマンとの共同研究論文の学術誌への掲載について日本新薬様のニュースリリース

先日のニュースレターでお伝えしたとおり、日本新薬様との共同研究である日本の貧血患者の実態に関する論文が公表されました。その論文に関する日本新薬様のニュースリリースが、同社のウェブサイトにて掲載されましたので、ご参考までにお知らせします。

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Milliman Tokyo ヘルスケアのWebSiteが新しくなりました。

Milliman Tokyo ヘルスケアのWebSiteが以下の点で新しくなりました。 ・過去の実績がベースとなったソリューションに変更されました。 ・今まで発表した論文やポスター発表などの過去の実績が一覧表になって掲載されています。

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