欧州における最近の気象事象、規制、また国民の関心の高まりにより、保険会社は、気候変動がその事業に与える複雑な影響をより理解し、管理する必要があるという圧力を受けています。
気候変動の影響は、物理的な要素だけでなく、風評や移行リスクなど、広範囲に及ぶ可能性があります。これらのリスクを個別に特定し、管理する方法だけでは、会社の収益にとって最も重要なリスクを見落としてしまう可能性があります。そのため、変化する気候の新たな課題に対処するためには、総合的かつ包括的なアプローチが必要です。
ミリマンの気候レジリエンス・イニシアチブ(Milliman Climate Resilience Initiative)では、気候関連リスクの様々な側面を特定し、評価・測定するために、初めて3部構成の包括的なセッションを開催しました。ぜひご視聴ください。
まず、欧州各地のミリマンのリーダーが、気候変動が生命保険、健康保険、損害保険セクターに及ぼす影響および欧州各国の状況についてお伝えします。
続いて、オックスフォード大学の環境ストレステスト・シナリオプログラム(Environmental Stress Testing and Scenarios Programme、ESTS)マネージャーであり、イングランド銀行の客員研究員でもあるMoritz Baer氏がゲストスピーカーとして登場します。変化する気候が財務面に与える影響について、企業が評価・測定する方法についてお話しいただきます。
Moritz Baer, ESTS Programme manager, Oxford Sustainable Finance Group
Neil Cantle, Principal & Consulting Actuary, Milliman
Christoph Krischanitz, Practice Leader, Austria, Milliman
Joanne Buckle, Principal & Consulting Actuary, Milliman
Fanny Pouget, Principal & Consulting Actuary, Milliman