本稿では、生命保険会社に関わる8月の規制の進展を振り返ります。欧州保険・年金監督機構(European Insurance and Occupational Pensions Authority、EIOPA)、健全性規制機構(Prudential Regulation Authority、PRA)、金融行為規制機構(Financial Conduct Authority、FCA)、イングランド銀行(Bank of England、BoE)、英国歳入関税庁(His Majesty’s Revenue and Customs、HMRC)などが公表した関連事項について、以下を含む組織ごとの詳細を確認します。
- EIOPAが、規制に関するQ&Aを公表
- PRAが、自社の詳細情報が最新であることを確認するよう企業に要請
- BoEが、デジタル・ポンドによるイノベーション実現を検討
- HMRCが、長期事業におけるストラクチャー資産に関する税制草案に関するコンサルテーションを公表
- FCAが、助言指導の境界(Advice Guidance Boundary)について英国家財政委員会(Treasury)との合同レビューを実施