本稿では、生命保険会社に関わる4月の進展を振り返ります。欧州監督当局(European Supervisor Authorities、ESAs)、欧州保険・年金監督機構(European Insurance and Occupational Pensions Authority、EIOPA)、金融行為規制機構(Financial Conduct Authority、FCA)、健全性規制機構(Prudential Regulatory Authority、PRA)、イングランド銀行(Bank of England)、英国財務省(Her Majesty’s Treasury、HMT)が公表した業界関連事項について、以下を含む組織ごとの詳細を確認します。
- 既存のリスクおよび新たなリスクの中、ESAsが回復の行き詰まりを感じる
- 保険および年金商品のコストおよび過去の実績に関する4回目のレポートをEIOPAが公表
- 金融規則における重要な事項についてFCAがスピーチ
- 2022/23の事業計画をPRAが策定
- 「ソルベンシーIIのレビュー(Review of Solvency II)」コンサルテーションペーパーをHMTが公表