2020年3月20日、欧州保険年金監督局（EIOPA）は、recommendations on supervisory flexibility regarding the deadlines of supervisory reporting and public disclosure – coronavirus/COVID-19を公表しました。この全般的目的は、加盟国全体に対して収斂した一貫性ある監督アプローチを発展させることです。これは、市場の不確実性および変動のきっかけとなっているCOVID-19パンデミックの広がりへの対応として行われました。そのため、事業継続性を確実にすることに加えて、COVID-19の影響のモニターおよび評価に、保険会社はその労力を集中させる必要があるとEIOPAは考えています。

本紙は、EIOPAが規制当局に対して必要な場合は保険会社に業務上の救済を行うことを推奨した3つの主要な期限延長についてまとめます。英国の視点から、推奨内容に対する英国の健全性規制機構（PRA）の対応についてカバーし、予想される企業ごとの新契約率および年次報告の開示内容がどのように影響を受けるかについての提案を含め、現地の保険市場への潜在的意味について知見を提供します。

本紙、またCOVID-19のより広範な側面での進展についてご意見やご質問があれば、著者までご連絡ください。