本稿では、生命保険会社に関わる規制関連の2月の進展を振り返ります。欧州監督当局(European Supervisor Authorities、ESAs)、欧州保険・年金監督機構(European Insurance and Occupational Pensions Authority、EIOPA)および金融行為規制機構(Financial Conduct Authority、FCA)が公表した業界関連の項目について、以下を含む監督庁ごとの詳細を確認します。
- デジタルファイナンスに関するアドバイスを求める欧州委員会(European Commission)に応えるジョイントレポートをESAsが公表
- 2022年Supervisory Convergence Plan(監督上のコンバージェンス計画)をEIOPAが公表
- LIBOR移行およびすべきことをFCAが検討
- 年金ダッシュボードの提供を支援するため、年金プロバイダーに対する規則をFCAが提案
- ロシアに関する新たな経済制裁策をFCAが公表