ミリマンの月次レポートでは、金利スワップと翌日物金利スワップの総合流動性に用いられている主な基準と、同区分を期間ごとに示す20の図表についてレビューをします。 本レポートでは、月間の取引額および取引件数に関するグラフも提示しています。また分析は、Euribor、ESTR(ユーロ短期金利)、GBP LIBOR(London Inter-bank Offered Rate)、SONIA(Sterling Over Night Indexed Average)などの通貨別に分類しています。その他、米国ドルおよび日本円のレートについてもカバーしています。6月のEURIBORスワップ取引は横ばいでした。SONIA取引額は、合計額でもいずれの期間でもGBP LIBORスワップ取引を大きく上回り続けています。USD SOFRの月間取引額は伸び続けていますが、USD LIBOR市場の一部にすぎません。
ベンチマークレートの流動性モニター:第6号
16 July 2021
ベンチマークレートの流動性モニター:第6号