マーケット・コメント:2018年第2四半期(英語版のみ)
12 July 2018
グローバル貿易に関する投資家の不安から、ボラティリティーが存続し、相場は様々でした。堅調な経済データが金利上昇および中国への関税に対する投資家の懸念に影を落とし、米国株式(S&P 500)は3.43%の上昇となりました。商品価格の上昇にもかかわらず米国ドルが強まり、新興国株式は7.96%下落しました。FRB(米国連邦準備制度理事会)は、ベンチマークレートを引き上げました。この四半期に株式市場への資金は$8億4千万純減する一方、債券は$520億純増しました。雇用総数はこの四半期632,000増加し、失業率は0.1%低下して4%になりました。インフレ見込みの高まりと金融引締め策の継続により、債券市場は下降しました。主要な米国株価指数はこの四半期上昇しました。中でも大型成長株は大型株を上回り、小型株は小型成長株を上回りました。金利上昇と米国金融引締め政策の継続により、米国ドルは他の主要通貨に対して上昇しました。