複製ポートフォリオの再検討(英語版のみ)

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作成者 Alexander Tazov, Alexey Botvinnik, Florian Wechsung |  2014年10月8日

保険業界の多くのマーケットリーダーが、リスクベースキャピタル(RBC)の計算に、標準フォーミュラ的方法ではなく確率論的プロジェクションを使用しています。オプションや保証が組み込まれている負債の市場価値を求めるには、市場整合的なリスク中立評価を行わなくてはなりません。しかし、この計算はかなり複雑で、直接的に行うと、非常に多くのリスクニュートラル・シナリオにおけるキャッシュフロー・プロジェクション・モデルのランが必要です。この負債の市場価格が単一シナリオでは比較的速く計算できたとしても、この単一計算を何万ものシナリオで繰り返す必要があるため、すぐに多大な処理・計算コストに見舞われます。

本リサーチレポートでは、堅固で信頼性の高い複製ポートフォリオ構築のための二つの手法を紹介します。一つは、キャリブレーションにおいて直交シナリオを利用する手法、そして二つ目は、判断基準に基づいたモデル選択において候補資産の主成分分析を利用することです。著者は、複製ポートフォリオの構築には、直交シナリオを利用する方法と候補資産の主成分分析とを併用することを奨めています。