オバマケア改革の保険加入義務づけを支える医療保険数理

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作成者 Kosuke Iwasaki |  2014年7月17日

民間保険者間の公平な医療費適正化競争を促すリスク調整の手法

オバマ大統領による米国医療保険制度改革(オバマケア)の特長の一つは、保険加入義務づけを進めるため、民間保険者に、手の届くような(Affordable)保険料で医療を提供させるという厳しい規制を課す一方で、民間保険者の間の公平な医療費適正化競争を促す仕組みを作ったという点にある。これは「リスク調整」(risk adjustment)とよばれる、民間保険者間で被保険者群のリスクを調整する仕組みによってはじめて可能となった。この論文では、民間保険者に対する保険加入義務付けに係る規制と、規制下の公平な医療費適正化競争の仕組みを紹介した。

本記事は、社会保険旬報(2014.7.11)に掲載されています。